🌳”命の木”blog

日々を幸せに生きていくための探究と探検の旅エッセイです。気付き、学び、感動を綴っています。

「🌳命の木」 幸福の探求   “私はまだ謝ってなかった‼️💦“

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2週間前、たった1人の感染者が出て、いきなりロックダウンになったニュージーランド、、、、

どんどん感染者は増え、今回は、500人を超えてるそうです。ここオークランドのレベル4ロックダウンは延長され、いつまで続くのか先が見えなくなりました。

 

商業施設で働く人々、仕事がなくなる人々の事が心配になります。

 

昨日、食料を買い出しに出たのですが、、、道路脇にざっーーーと車が駐車されています。走ってる車の数が本当に少ないです。

ほとんどの人々が、仕事ができなくなり、家に待機しているようです。

運動不足とストレス解消でしょうか、、、家族で、あるいは、1人で、友達同士で、、、ウォーキングしている人々をいつになくたくさん見かけます。

 

 

最近よく、「人生相談」というコーナーを聞いているのですが、、、、

相談者から相談を受けたアドバイザーたちの示唆に飛んだ質問から、色々な事実が明らかになっていきます。

相手も気づかない意識を引き出す質問力に度々驚かされます。

親子関係、夫婦関係、兄弟関係、義兄弟、義理の親子関係、、、、などなど、本人は全く気付く由もなかった、相談者自身の心の中に隠されていた確執が見えてくるのです。

 

相談者自身の言葉から発せられる言葉は、、、、、

「はーーーー、はーーーーーー、💦💦、あーーそうです、、、そうです、、💦  そのとうりです、、おっしゃる通りです。😱」

そして、最後には、「頑張ってみます」と、最初とは打って変わって、明るい声になって電話が切れます。

 

昨日は、母親の17歳になる1人息子に対する悩み相談、息子は受験があるというのに、自覚が足りず勉強しない、小さい頃から宿題もせず、成績も振るわない息子に苛立ちを覚える。でも何も言えない、、、どうしたらいいのだろう、、、とういう相談です。

アドバイザーからの質問によって、ご主人様とうまくいっていないことが明らかに、、、そして、彼女が小さい時から劣等感があった事、、妹が頭がよく自分は妹には敵わなかったこと、両親が、、、、、、などなど、、、出てきました。

私目線からは、とんでもない所に話題が飛んでいった感じです。

彼女の内面にグサッと刺さる質問、そして示唆に飛んだコメントが出てきます。

 

 

人は、なんて自分本意なのでしょう‼️なんと自己中心的なのでしょう‼️何と、狭い見識なのでしょう‼️何と相手が見えない事でしょう‼️

自分の目線でしか物事が考えられないようです。

 

そして、さらに悪いことに、そうであることすらも気づかずにいるのです。

 

 

 

「人生相談」コーナーのやりとりを聞きながら、人の疎かさを直に見せつけられながら、、、、、そして、はっ‼️‼️‼️と気づいたのです。

 

それは自分です。‼️

 

私の思いは、遠い昔に飛びました。

 

小さい息子の心の痛みに気づいてあげられなかった、母親としての私です。、、、💦

 

ある日の夕方、学校から帰ってきた息子、、、可愛いい顔で、私を見上げ、そして静かーに話しかけた言葉が蘇ってきました。

 

「ママね、僕ね、マラソン大会2番だったんだよ」

 

私は、えーと驚き、、内心喜んでいたのに、、その時、抱きしめてあげたのでしょうか、、、

 

 

息子の心の痛みにどれだけ寄り添えてあげられたのでしょう、、、、、心の叫びにどれだけ気づいてあげられたのでしょう。

 

 

 

10年前、その息子は、無事成人し、遠くアメリカで奉仕中、私に、言ってきました。

 

「お母さん、ごめんなさい、僕はまだお母さんに謝ってなかったですね、、、、本当にごめんなさい、、、、どうぞ許してください。」

 

と。

 

予想もしていなかった言葉に驚き、そして息子の成長に感謝で一杯になった瞬間でした。

 

そして、今、たった今、はっ💦💦と

 

私は、私は、、、、息子に謝っていなかった‼️‼️‼️と気付かされたのです。

私こそ謝るべきだったのに、、、、

 

心が泣けてきました。すぐにでも謝りたい気持ちになりました。

 

そしてまた、いつだったか、「お母さんはわからないんだよー」と言った息子の諦めに似た言葉も蘇ってきました。

 

そして、息子の大きな心の寛容さにも、、、、彼の心の真髄に気遣う事も理解を示す事もなかった、私の見識のなさを、受け入れてきた息子に、、、

感謝の心も溢れてきました。

 

そして、すぐ息子に発信しました。

 

(今頃こんなんこと言っても迷惑かなぁ(笑))

 

 

これでも、私の理解度、50%に満たないと思うけど、、、、いえいえもしかして1%💦

そうです、計り知れなくわずかかもしれません。

 

 

ただ、人の心の狭さに驚くばかりです。人は自分の目線でしか見れないのです。

それが故、大きな苦しみ、悲しみが、憎しみ、誤解、などが、次々と私たちの日常を襲います。

 

 

では、どうすればいいのでしょう。

 

神の目を通して人々を見ない限り,悲しむ者とともに悲しみ,慰めのいる者を慰めるという聖約の義務を完全に果たすことはできません。 このように視点が広がると,人の落胆や恐れ,心の痛みを敏感に感じ取れるようになります。

 

これは、私が敬愛しますデール G  レンランド氏「神の目を通して」2015年10月の話からの引用です。

 

「神の目を通してみる」とは、、、、、、

 

人々を救い出すには,見る目と聞く耳を持たなければなりません。
天の御父の目で見るときに初めて,わたしたちは「キリストの純粋な愛」で満たされます。 わたしたちは,毎日この慈愛を求めて神に懇願しなければなりません。モルモンはこのように訓戒しています。「したがって,わたしの愛する同胞よ,あなたがたは,御父が御子イエス・キリストに真に従う者すべてに授けられたこの愛で満たされるように,また神の子となれるように,熱意を込めて御父に祈りなさい。」

 

私たちが愛を持って、その人のために一生懸命祈る時、神様は、私たち愛でみたしてくださり、見る目と聞く耳を満たしてくださるようです。

 

『キリストの純粋な愛で』満たされる、、、、、熱意を込めて御父に祈る時、、、、、

 

 

今日も一日、そんな愛で満たされ、見る目と聞く耳が開かれますように、、、、天のお父様、心からそうお願いいたします。❤️