キツネとひつじ
久しぶりの投稿になってしまいました。お元気でしたか?
ニュージーランドは、今真冬なんです。でもここ北島にあるオークランドは、日本でいう、鹿児島より断然暖かいのです。
雪が全く降りませんし、凍えるような寒さなんて、全く感じません。
面白いのは、夏より冬の方が、雨が多いので、木々や芝生が、丘山々が、青々してるんです。(丘山々私の造語です。日本にない風景ですから)。
1日に、雨が、何回も降ります。
もちろん、落葉樹もあって、葉っぱは、落ちているのですが、、、、またその木立の美しいこと‼️見惚れます。
後で最近の風景お見せしますね。
さて今日は、お伽話です。心に刺さった話でしたので、ご紹介します。
昔、昔、ある所に動物の王国がありました。そこには、沢山の動物たちが仲良く住んでいました。
ある日、そこの王様が彼らに言ったのです。
『この動物の国を一匹だけにあげよう、じゃんけんぽんをして、最後に勝ち残ったものが勝利で、そのものに、国を全部やる』と言ったのです。
動物たちは、もうびっくりです。
王様の命令ですので、従わざるおえません。
動物たちは、一斉にじゃんけんぽんゲームをはじめました。次第に、動物たちの数が減ってきました。
そして、ついに最後に残ったのは、キツネとひつじになってしまいました。
二匹は、非常に心配になりました。彼らは、互いにヒソヒソ話し合いました。
どちらも生き残れるように、『チョキ』を出そうではないかと話し合い、そしてお互い同意したのです。
いざーーーー『じゃんけんぽん‼️』
あれれれれ‼️‼️‼️
突然、キツネさんが、『バッタン』と倒れてしまったのです‼️
ひつじさんは、もうびっくり💦💦💦
『キツネさん💦キツネさん💦どおしたの?どうしたの?起きて‼️起きて‼️なにが起きたの⁉️お願いだから起きてちょうだい‼️』
しかし、キツネさんは、起きることは無かったのです。
さて、皆さん、ここで、なにが起きたのでしょうか?なぜ、キツネさんは、死んでしまったのでしょうか?
どう推察なさいますか?
キツネさんもひつじさんも『チョキ』を出そうねって、同意しましたのに。
実は、キツネさんの心には、自分が、この王国を自分だけのものにしてしまおうという野心が、宿っていたのです。それで、『チョキ」に勝つ『グー』を出したのです。
それに引き換え、ひつじさんは、キツネさんに、この王国を譲ってあげようと『チョキ』のかわりに、それに負ける『パー』を出したというわけなんです。
結果的に、自ら死を選び、『パー』を出した、ひつじさんが、生き残ったわけです。
この話お分かりになりましたか?
これは、中国に語り伝えられてる話だそうです。
初めて、この物語、作り話なのですが、聞かせてもらった時、、正直、ショックを覚えました。
そして、ここには深い教訓が含まれています。
この話から、一つの聖句が浮かんできます。
39 自分の命を得ている者はそれを失ない、わたしのために自分の命を失っている者は、それを得るであろう。
マタイ10章39節
皆さんは、何を感じ何に動かされましたか?
この続きは、明日また。
では、ニュージーランドの冬景色をお楽しみください。
#マタイ10章39節 #自分のこと忘れて